白い巨塔だらけ

本日の造形は、「紙コップアート」。インスタレーションです。(インスタレーション (英語: Installation art) とは、1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。) 

紙コップは、4000個用意されていて、壮大なものとなる予感はしていましたが・・・。スゴイ、キリン組のお部屋が真っ白なアート空間に早変わり。みんな紙コップの積み方に慣れてくると、アッという間に積み上げます。もちろんその途中にはいろいろな要因で雪崩が起きているのですが・・・。そんなことは気にしていられなくなっているのでしょう・・・みんな夢中になっていました。本当はこの画像のもう数秒先のところで全員でこっちに向いて記念写真が撮りたかったのですが・・・、その時と思ったときにある種の臨界点がきてしまいました。崩れるというか解けるというか、溶けるというか・・・目にもとまらぬスピードで床一面が真っ白なコップで埋め尽くされてしまいました。  大人の私は、ちょっと切ないため息・・・、ですが、きりんぐみさんたちは、アハハハッ!と大笑い。なんとも儚いゆえに美しくて楽しい時間を共有いたしました。