建物の構造上の問題・・・。

保育者と手遊び歌を歌ったり、節分の話をしたりしながら遊んでいる・・・そんな穏やかな節分の日の午前中。

ガラッと開いた引き戸から、ガッと乗り出したのは、青オニ!  その後は、赤鬼、白い鬼がなだれ込む・・・。

節分においては、深刻な問題です。

ぱんだぐみのお友達の使うお部屋は、隣りのきりんぐみ、反対の隣のこあらぐみと引き戸で区切られています。戸口が大きく鬼がものすごい迫力で現れます。

部屋の隅に追いやられたぱんだぐみのお友達は、逃げ場がないのでものすごい勢いで豆を投げます。追い込まれた人の表情で豆を投げまくる・・・。そして、最後は保育者が鬼を斬る。

それは、それは気持ちよく斬って・・・一件落着。

しかし、深刻な問題は、そこで収まらず・・・。引き戸が開くたび、「閉めて!」「戸を閉めて!」・・・そうですね。退散した鬼が、また来る気がするらしい。しかも2方向に気を配るぱんだぐみのお友達。心に潜む鬼は、いつも近くで見ているかも・・・。