謎のグルメ

本日のお料理教室的な理科実験教室で、実験教室始まって最高額かもしれない食材を使用しました。

「ピータン(皮蛋)」です。大人でも「よく食卓に出てきます。」という方にお目にかかることは無い珍味。白身が煮凝りのようで、黄身が卵を濃縮したクリームのような味、少々クセと香りの強さが大人の味という感じの食材です。石灰や木炭を混ぜた粘土をアヒルの卵殻に塗りつけ、さらに籾殻をまぶして土や甕の中のような冷暗所にて2~3ヶ月程貯蔵して作られた皮蛋。

殻を剥くと、真っ黒なたまごが出てきます。だんだんその姿を現すところを見ながら、「エッ・・・。」となるきりんぐみさん。世界はひろいのです。想像を絶する食べ物や習慣が世界にはたくさんあるのです。包丁で講師に切っていただき、中身を観察。しかし、アヒルの卵というのは信じられないという感じでした。「真っ黒な恐竜のたまご。」と言えば信じてしまいそうなくらい驚いていました。お味はどう?と食べた子に聞いたら、ほとんどの子が「変な味」「においが・・・。」とのこと素敵な経験ができた本日の理科実験教室でした。

理科実験教室

理科実験教室というか・・・、お料理教室?
たんぱく質の代表食品、たまごと牛乳を使って、たんぱく質が固まる実験をしました。
生卵を割って、中の卵を観察したり、目玉焼きをピンセットで開いてみたり・・・。「食べていい?」何度この言葉を言われたか。
最後は、ゆで卵を固ゆで、半熟にして食べました。